皆さんこんにちは。
東京都小平市を拠点に、関東一円で解体から産業廃棄物収集運搬までをワンストップで手掛けています株式会社シンセイです。
鉄筋コンクリート造(RC造)の解体工事の見積もりを作成する際に、「コンクリートの発生量はどうやって正確に計算すればいいのか」「後から処分費用が予算をオーバーしないか」など、疑問や不安を抱えている人もいるでしょう。
実は、図面からの適切な体積計算や事前の現地調査を組み合わせることで、見積もりの精度を上げつつ、トラブルや赤字のリスクを未然に防ぐことが可能です。
この記事では、解体工事の見積もりや計画を担当する方に向けて、コンクリートや鉄筋量の正確な計算方法から、数量計算書の作り方、処分費を安く抑えるコツについてご紹介していきます。
工事の利益をしっかり確保したい元請け業者や解体業者の方はもちろん、初めて積算業務を行う方にもわかりやすく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
■廃棄物発生の数量を算出する

RC造(鉄筋コンクリート造)の建物を解体する際、どれくらいのコンクリートガラ(廃棄物)が出るかを正確に算出することは、工事全体の計画や見積もりの精度を左右する重要なステップです。
・図面から体積を割り出す
正確なコンクリート量を知るには、まず建築図面を活用します。図面から柱、壁、スラブ(床や屋根の板状の部分)の寸法を読み取り、縦・横・厚さを掛け合わせて体積を計算します。
図面がない古い建物のケースでは、現地で直接測定する事前の現場調査が必須です。このひと手間で、後々の処理費用のズレを防ぐことができます。
・見込量の計算方法と手順
図面から各部分の体積を合計し、建物全体のコンクリート量を出します。しかし、解体作業で重機を使って破砕(細かく砕くこと)すると、隙間ができて実際の体積よりもかさばります。
そのため、計算した体積に割増しの数値を掛けて、トラックで運搬する廃棄物の見込量を計算します。一般的にRC造では、元の体積の約1.3倍から1.5倍に増える想定で計画します。
・地中にある基礎への注意
計算で見落としがちなのが、地中にある基礎部分のコンクリートです。3階建てのビルなど、規模が大きい建物ほど基礎も深く大きくなります。
地上の建物部分だけで見積もりを作成すると、想定外の巨大な基礎が出てきて、撤去や処分に追加費用が発生するトラブルの原因になります。図面で地中の構造を確認し、見えない部分の量もしっかり計上しておくことが安全な計画のカギです。
■RC造の鉄筋量を計算する

RC造(鉄筋コンクリート造)の解体では、コンクリートだけでなく内部の鉄筋量も正確に計算することが重要です。鉄筋の量は建物の構造や規模によって異なり、解体後の処理費用に大きく影響します。
・1m3当たりの鉄筋量
コンクリートの体積1立方メートル(1m3)に対して、どれくらいの鉄筋が含まれているかの目安を鉄筋量と呼びます。一般的なRC造の建物では、1m3当たり約100kgから150kgの鉄筋が含まれています。
柱や梁(はり・建物を支える横の骨組み)など、より強度が必要な部分には太い鉄筋が密集しているため、部位ごとに計算の単価や数値を調整することで、見積もりの精度が大幅に向上します。
・用途で変わる鉄筋の割合
建物の種類や用途によっても、鉄筋が占める割合は変動します。例えば、小規模な住宅に比べて、大型のマンションや重い機械設備がある工場では、耐震性を高めるために非常に多くの鉄筋が使われています。
図面がない場合でも、建物の用途や階数といった過去のデータと比較して鉄筋量をシミュレーションし、後から費用が大きくズレる問題を防ぐことが必須です。
・鉄筋と廃材の分別ルール
解体の現場では、コンクリートガラ(廃材)と鉄筋を重機で砕きながら分別します。鉄筋は有価物(売って資源になるもの)として買い取られるため、きれいに分けて回収すれば工事の総額から差し引いてコスト削減が可能です。
ただし、細かい分別には作業の時間や人件費がかかるため、現場の状況に合わせて効率的に作業を進める手順を計画しておく必要があります。
■解体工事の数量計算書を作る

コンクリートや鉄筋の量を把握したら、それを元に工事にかかる費用を計算する積算(せきさん)を行います。正確な数量計算書を作ることが、信頼される見積もりを提示する第一歩です。
・積算に必要な項目と内訳
建物を壊す本体工事費だけでなく、様々な費用を漏れなく計上します。例えば、重機を現場へ運ぶ回送費や、騒音を防ぐ足場や養生費(周囲を囲うシートの設置)、発生した廃棄物を処理施設へ運ぶ運搬・処分費などがあります。
3階建てのビルなど規模が大きいほど、これら付帯する項目の見落としが工事費の赤字に直結するため、内訳を細かく分けて計算します。
・現場の調査でズレを防ぐ
図面上のデータだけで計算書を作ると、実際の状況と合わずにトラブルになる可能性があります。前面の道路が狭くて大型重機が搬入できないケースでは、手作業や小型の機械を使った解体になり、作業時間や人件費が大幅に増えます。
事前の現地調査で立地や周辺環境をしっかり把握し、実際の解体手順に沿った数量へと調整することが必須です。
・書式を整え記録を残す
算出した数量や単価の根拠は、誰が見ても納得できるように計算の書式を整えておきます。どの部分の体積をどうやって計算したのか、式や図面の該当箇所を明記します。
これにより、依頼主に対して総額の妥当性を論理的に説明でき、業者としての信頼性が大きく向上します。また、過去の事例として記録を残すことで、今後の効率的な見積もり作成にも活用できます。
■コンクリート解体積算のポイント

RC造の解体工事で利益を残すためには、正確な数量の計算に加えて、費用をいかに抑えるかという視点が欠かせません。ここでは、運搬や処分にかかるコストを削減するための具体的なポイントを解説します。
・手間を省く運搬の工夫
解体で発生した大量のコンクリートガラ(廃材)を処理施設へ運ぶ運搬費は、見積もり総額の中で大きな割合を占めます。これを削減するには、現場から処分場までの距離やルートを事前にシミュレーションし、効率的な計画を立てることが重要です。
例えば、大型のトラックが直接搬入できる現場であれば、小型車両で何度も往復する手間を省き、人件費と燃料費を大きく削減できます。重機や車両を自社で一括して手配できる業者であれば、機械を運ぶ回送の無駄も省けます。
・処分費を安くするルール
産業廃棄物の処分費用を抑える最大のポイントは、現場での徹底した分別です。コンクリートの塊の中に木くずや内装材などのゴミが混ざっていると、処分場での受け入れ価格が高額になる傾向があります。
そのため、事前の作業段階で重機と手作業を併用し、解体しながら廃材を種類ごとにきれいに分けるルールを現場の全体で徹底します。また、コンクリート内部の鉄筋は有価物(売れる資源)として適切に回収することで、工事費用から差し引くコストダウンが実現できます。
■まとめ

RC造(鉄筋コンクリート造)の解体工事において、コンクリートや鉄筋の発生量を正確に算出することは、精度の高い見積もりとスムーズな施工計画の土台となります。図面からの正確な体積計算をはじめ、見落としがちな地中基礎の確認や、事前の現地調査による状況把握が、後からの追加費用やトラブルを防ぐカギです。
また、適正な数量計算書を作成して記録に残すことで、依頼主からの信頼性向上にもつながります。さらに、現場での徹底した分別ルールや、効率的な運搬計画を立てることで、高額になりがちな産業廃棄物の処分費を大きく抑えることが可能です。
確実な積算とコストダウンの工夫を両立させ、安全で納得のいく解体工事を実現しましょう。
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